攻略

【PS】Ridge Racer Revolution全クリするだけの記事

リッジレーサーレボリューションを全クリする過程を記した記事。攻略といえば攻略かもしれない。既プレイの人が「あ~懐かしい~」と感じてもらえればそれでこの記事の意義は達成される。

作品概要

ハードはプレステ初代で、リッジレーサーシリーズ2作品目に当たる。

アーケード移植ではなく、家庭版専用として生まれた本作はnamcoの技術力の高さもあって中々に好評。

BGMはアーケード版リッジレーサー2のものが流用されており、リズミカルで実にレーシングゲーらしいものも多い。

挙動はアクセルオン→ハンドルを切る→ブレーキ(アクセルオフ)→アクセルオンでドリフトが開始されるTHE・ゲーム挙動である。

ゲーム前半

初期マシン紹介

ゲーム開始から使える4台を軽く紹介。

左上のF/A RACINGはシリーズ恒例のマシンで、よく言えばバランスが良いが所詮凡庸。バランス良いといってもグラフ上だしね。

RYUKYUはハンドリング・グリップが高くした代わりに縦の性能はゲーム中最低。

黄色と青は加速・最高速特化で、真面目に攻略する青が扱いやすく、それでいて縦が良く伸びるのでオススメ。

こだわり玄人派兄貴たちは敢えてF/A RACINGで全クリすることを生き甲斐としている様子。その場合TypeZクラスの速度帯でとんでもなく苦労するので、私はそんなことできないです…。

初級

ゲームの進行はデフォルトの初級・中級・上級コースと、その3つをクリア後に解放される逆走の初級・中級・上級コースの計6つとなっている。まずは順走3つを12台で争うモードで攻略していく。

ということでまずは初級から。躓いてられないのでここはブルーで。

イキってMTを選択したが、長年に渡るブランクもあってかちょい苦戦気味だった。

初級コース特有のバカみたいに飛ぶジャンプスポットめ…許さんぞ…。

ドカドカ壁にぶつかりながらも直線の速さでごり押し1位獲得。

中級

正直初級で準備運動を終え、このままBLUE SOLVALOU君だと無双プレイになりそうだったので、敢えてここでF/A RACING君を出陣させた。

200km/h程度しか出ないので爽快感はいまひとつであったが、時間変化で変わるそ空を眺めながら走行。(この時間変化が後に苦悩をもたらすとも知らずに…)

道中ギャラガカーが陰湿なブロックを発動してきたので、またしてもやや苦戦気味の展開だった。

とは言っても所詮TypeRでゲームスピードがショボいので一発クリア。

道中に平八の謎の看板が…。(ドリフトミスったら奈落払いされそう)

同社のキャラを広告に使うのって何かいいよね。

上級

せっかくなのでラストもF/A君を…

が…ダメ…。遅い。練度の問題かもしれないがさっさとクリアして本当の戦いに備えたいのだ。

青を投入すると流石のTypeXということもあって240km/h超を記録。

パックマンの広告も広告を眺めながら後半のトンネル&細道セクションをゆっくりと走行し、慣れた序中盤セクションではアクセルをブラジルまで踏み抜いて無事勝利。

直線番長を豪快に滑らせていくのがリッジレーサーの醍醐味だと改めて確認させてもらえた。

ギャラガ

ここでゲーム起動直後のギャラガにフォーカス。

ギャラガは1979年にnamcoより出されたシューティングゲームで、5年にも渡るアーケード稼働の実績があり、最も愛されたSTGと呼ぶ声も多い名作。

ここではそれを真剣に遊んだりレビューするつもりは無い。

ではなぜ取り上げたかというと、ギャラガで40体すべての敵を殲滅すると隠しマシンが8台解放されるのだ。

ロード前に適応なので、セーブデータには反映されない。即ちセーブデータ作成前に解禁しておかなければならないのだ。実は上記のゲーム進行前に既に解禁してあるデータとなっている。

因みに「L1+↓+SELECT+△+R1」を押下するとサーチレーザーといって一瞬で敵を消し去る裏技があるのでそれを活用。この際無駄弾をある程度打っておかないともう一つの隠し要素であるプリティレーサーモードも解除してしまうので注意。(このモードはゲームの難易度が著しく下がるので、本項では取り扱っていない)

追加マシン解放

解放した8台は12台走行モードのNPCに該当するマシン。

とびぬけて性能が高いのはいないが…

GALAGA RT CARROT君はその中でも優秀なスペックで、デビルカーを除けば最速クラス。

ブレーキを踏んでタイヤをつぶしての走行となるとちょい曲がりにくさが気になるが、そこはドリフトとの使い分けで如何様にもなるスペックだ。

ぱっと見はしがないセダンにバイナルでペイントしただけに見えるが、ラリー風のホイールが煌めくビジュアルも◎ だたやたらとキャビンが短いのがすごく気になる。

ゲーム後半

順走3コースを踏破したことでここからは折り返しになる。ただこの後はTTMODEでデビルカー解禁も挟んでいくので1/3が完了した扱いになる。

TTモード 13thRACING(クリナーレ)戦

TTMODEは元々ライバルカーと一騎打ちモードなのだが、順走3コース踏破後はデビルカーを加えての3台で1位を争うモードに変化する。

そして、このモードで1位を獲得すると対戦していたデビルカーが使えるようになる。

早速初級コースのデビルカーに挑戦。マシンはキャロット君。

デビルカー戦を全く知らない人の為に軽く説明すると以下の流れ。

  1. 1週目は停止状態開始
  2. 追い抜くとチーターみたいな速さで抜いてくる
  3. 2週目で再度停止状態
  4. 追い抜くとマシンスペックなりの速さで追いかけてくる
    (コーナリングだけは異様に速い)

1週目はブロックしない限り絶対に抜かれることになるのである種消化するだけでいい。

本番は2週目以降で、デビルカーのスペック通りのまっすぐの速さなので、4+8台のデフォルトマシンではまず抜かれる。加えてコーナーリングも無印リッジのサイレントドリフトを使ってるのかと疑うレベルで速い。

なので戦法としては2週目で抜いた後はノーミスを狙いつつ、ブロックで前に出させないことだろう。

幸いにして初級はTypeRで200km/h程度しか出せないゲームスピードなのでそんなに苦戦もせずクリア。以下はその時の動画だ。

1・2・3週目すべてでブロックしていたので抜かれることは無かった。(黄色車には一瞬抜かれたが)

2週目で停止するプロセスは前を走っていても有効なようで、動画ではミラーに映るクリナーレが停止状態へ移行する貴重な瞬間がミラー越しに確認できる。

追加マシン解放(13th RACING)

まずは無印から続投したお馴染みのクリナーレ。

クリナーレクリナーレって呼ばれたのは名前が付けられたリッジレーサーV以降の話。それまではゴキブリとか呼ばれていたとか。どっちかといえばKIDのほうがゴキブリっぽいけどね。

肝心の性能はというと加速力こそちょい劣る(でも黄色の車位ある)が、他はグラフが振り切れるほどのスペックを誇る。実際扱うとデビルカー以外相手にならないほどの速さを発揮できる。

とはいえ十字キーでカチカチする本作では鋭すぎるハンドリングを扱うのは至難の業。人力で扱うなら相当やりこむか、ブラックネジコンでも使ったほうが賢明だろう。

モデルとなった車種はおそらくフェラーリF40だと思われる。シルエットそっくりでしょ。

TTモード 13thRACINGKID戦

クリナーレを使って12台のレースに殴り込もうと思ったが、ハンドリングが鋭すぎて現状扱えそうにないので、いったんそこは寝かしてvsKID戦。

あまりにも酷い走りで壁にぶくけまくって何度もリトライ。

運よくブロックが決まった会で辛くも勝利を収めたので一応動画を載せておく。

速度域が上がったこともそうだが、KIDは車体が小さくブロックがしづらい印象。ただコーナーはそこまでではないので、後半の超高速コーナーでは若干こちらのほうが速いこともリテイクの中で発見できた。

蛇足だが、以下はシフトダウンドリフトを試みた動画。ガバガバなのに勝てちゃうバグ技の狡さたるや…。

追加マシン解放(13th RACING KID)

恐らく本作限りのデビルカー。小悪魔なのか?

キュートな見た目に反して超凶暴な性能をしている。

加速・最高速共にゲーム最強クラスだが、相反してハンドリングは平凡。むしろ曲がるはF/A RACING並みかもしれない。

クリナーレの扱いづらさを鑑みるにむしろこちらのほうが扱いやすと感じる。直線では280km/h近く出してコーナーは全部ドリフトしてやるくらいでいいかも。

スリット付きエンジンフードやディフューザーが装備されておりとてもレーシーな見た目。ノーズの長さがフロントエンジン車っぽさを出しているが、キャビンなんかは激狭なところにどことなくスパルタンさを感じる。

モデルは不明。これじゃねって思う人はコメント頂戴。

Novice(逆走)

早速KID君を走らせるとした。

ホームストレートで290km/h近くを出してごぼう抜き。タイムも43秒台を記録と異様な速さで一発クリア。走りこめば30秒台も狙えるレベルにデビルです。。。

Intermediate(逆走)

せっかく解禁したしクリナーレでも走らせることとした。

あちこちにブツけまくったが、直線の速さでごり押して何とか勝利。

現実なら罰金800万円コースでした…。緩いコーナーを曲がるときも結構シビアで集中力が持ちません!

真面目な話をすると、逆走になってむしろ難易度が下がったと感じるた中級コースだった。

TTモード WHITE ANGEL戦

作中最難関のデビルカー戦。

最初ギャラガカーを使っての攻略を考えたが、あまりにも厳しいのでKIDを投入。せっかくなので真面目に攻略を書いてみる。

まず基本的な戦略?は以下。

  1. 1週目は黄色に抜かされない程度に頑張る
  2. 2週目は全力で走って出来るだけマージンを減らさない。
  3. 3週目前半で一度敵車をブロックして再度マージンを獲得
  4. 3週目後半のトンネルセクションでわざと速度を落としてブロック

ということで勝負の2週目を題材に簡単に書き記す。

まずは1コーナーを滑らしてクリア。抜けた後はお釣りなしのフル加速が望ましいが、強烈な下り坂で得られるゲインが大きいので、多少ぶつかっても気にしなくていい。むしろ立ち上がりを完璧に決めるとハンドリングのほぼ限界付近でコーナーリングすることになるので結構緊張する。

抜けた先の左90度も滑らせる。この時カウンターを当てすぎて頭から当てるとかなり減速するので、向きを変えることに注力してケツは擦ってもいいくらいの面持ちで攻めよう。

その次の平八看板コーナーは多少ぶつけてもいい。車種によっては滑らせないほうがいいまでもある。KID君の場合コーナーがお粗末なので滑らせる一択。

お次のトンネル右コーナー手前の左壁に敢えてぶつけた。何故なら速度MAXで行くと入り口で大ジャンプして激突するので、事前に速度を殺すのがいいと判断。ブレーキでもいいが、一回ぶつけるくらいがちょうどいい速度だと気付いた為だ。

ちなみにこのアイデアはリッジレーサー7の廃人オンライン対戦から流用したものだ。

ネジコン看板コーナーとその次の緩いコーナーはアクセルふみっぱで抜けて、その次のヤシの木コーナーは勿論滑らせる。

実はこの抜けた先の緩い左は上り坂でクリッピングポイントがほぼ見えないので実は難しい。時間変化で深夜ともなればなおさらで度胸が試される。

この後にホームストレートがあるので、それなりの抜け速度は欲しいところ。最低限ぶつからずにドリフトさえしておけばKID君の暴力的加速で何とかはなるレベル。

ホームストレート→緩い左→緩い右の後の、立体交差コーナーはノーブレーキで突っ込むと大ジャンプして壁に激突するのでちょい減速した。リプレイを見る限り240km/hくらいだとよさげ。ネジコンの場合空中で曲がれるとかなんとかでふざけたF-ZERO挙動をするらしいので私には聞かないでくれ。

次の激狭鋭角コーナーは勿論滑らせる。もちろんノー接触でと言いたいが、多少ぶつけてもこの後のトンネルで速度を落とすのであまり気にしなくていい。

トンネルの3連発コーナーは全てブレーキのみのグリップ走法。体感2個目の右が角度きつめなのでそこはきっちり落としてクリアしよう。最悪結構ぶつかってもエンジェル君を狭いこの道でブロックしてしまえば問題なし。

トンネル後の長い右・左のコーナーはブレーキングでじっくりコーナーリングしよう。ここはドアンダーでぶつかると何度も接触して大減速するだけに細心の注意を払おう。浅いドリフトができる人は2個目を軽く滑らせるのも悪くないと思う。

最後の狭いS字はグリップ一択。一個目で内側にうまく切り込めた場合、次の連続した左をインに寄せればふみっぱで抜けられる。いずれにせよ肉が食い込むレベルで十字キーを押すことになるだろう。

と文にしてみたが、結局動画を用意できたので気になる人は直接観るといいかも。

Expart(逆走)

せっかくなのでWHITE ANGEL君でクリアを…

と思ったが、相変わらずハンドリングが良すぎるマシンは壁に激突しまくりでストレスマッハだった。

なので最後もKIDを投入。

上級逆走+KIDはタイムトライアルで走りこんでいた組み合わせだけに特に山もなく一発クリア。

対デビルカーさえ終えてしまえばこんなものですよ。

この後はエンディングとしてスタッフロールが流れて終わり。大抵の人はクリナーレかエンジェル、もしくは8台のデフォマシンだろうけど、KID君でクリアは我ながら珍しいと思う。

所感

久しぶりにリッジレーサーを遊んだが、とてもよくできた作品だと今でも感じる。

リアル挙動ではないが、むしろゲームであることを割り切った挙動が爽快感を与えてくれる。ドリフト挙動になると物理法則なんてクソくらえなプラレール走りだし、スピードメーターはイカれてるし…。でもそれでも楽しいことには変わらないのですよ。

初代もいい。後作のレイジやスタリッシュで最も人気のR4もいい。でもそれらに負けない魅力は十分にあると感じる。

アーケード移植ではなく、コンソール版だからコースやゲーム内容に馴染みがある人は少ないかもしれない。でもどうせ100円で手に入るだろうから、暇な人は一度手に取ってみても悪くないだろう。

余談だが上級逆走をKIDで何秒で走らせられるかも挑戦し、動画に残してみたので良ければ。

そういえば約1年振りの更新ですね。特に何かがあった訳ではなく、書きたい題材やモチベがそこまでなかっただけです。久しぶりに一人用のゲームをじっくり堪能できたので、これを契機に近々何か書きます故ご勘弁を…。