攻略

【MF2】打倒公式チートを目指してメタルナーを育成してみた【移植steam版】

これまでドラゴンやモッチー種での育成について展開してきた。その他多数の種族で殿堂入りをしてきた経験を踏まえかなり”ガチ”めに取り組もうと思いメタルナー育成に着手してみた。

ただしフルモン作成のような俺TUEEEだと面白みに欠ける上に時間も膨大にかかることを考慮して誰にでも出来そうな現実的な範疇の育成としている。メタルナー種の育成を考えている人は是非参考にしてもらえると嬉しい。

モンスターファーム2のヴァージアハピとは

今回の最終目標の討伐相手として選んだヴァージアハピって何?と言う人に掻い摘んで説明しよう。

ハム×ピクシー種で適正はDBCCAE。寿命は300で早熟、移動はBである。

そして恐ろしいのがプレステ版ではガッツ回復が驚異の1である。1秒間に約25回復するので0の状態でも4秒経てば99になる計算だ。

このゲームはガッツを消費して技を出すので技を出して放題だと考えてもらえれば話は早い。相手のガッツを削る技でのガッツロック戦法もあるが勿論こいつもそれが出来るので、命中や回避に差があれば一方的に殴って完封できてしまう。

その他命中率やダメージもガッツの量によって補正を受けるのでいいこと尽くめだ。とりあえず動画見たらだれでもその異常さが分かるだろう。

フルモンでも負けるときは負けてしまうのがこいつの恐ろしいところ。

移植版でのヴァージアハピ

元々このガッツ回復値はバグ?設定ミスなので移植版では11に修正されている。なので通常育成するとどこにでもいるハム程度にしかならない。

だがしかしコーエーテクモは遊び心というか趣をもって以下のモンスターを共有しており誰でも対戦可能としている。

しかもこのヴァージアハピはステが4800くらいと中々に手ごわい訳である。種族によってはフルモンであっても勝てないだろう。

メタルナーの基本情報

で私がそんなヴァージアハピ相手に選んだモンスターはメタルナーだ。

特徴はガッツ回復が”6″であることだ。上記の公式ヴァージアハピを除くとゲーム中最速の速さである。

他特徴は適性がEとAが入り混じっており非常に育てにくいところだ。特にピーク前後の段階では伸びにくさや調整での煩わしさが浮き彫りとなることは目に見えている。

後は移動速度がAと後述する強力な技を存分に生かせるところや比較的に長寿であることなど恵まれている点は多い。

種族全体としての傾向・他のメタルナー種

メタルナー種は4種しかいない上に差異はほとんどない。メタゾールがガッツ回復”8″だが他は”6″とトップクラスの速さだ。なので手数で押したりガッツロックしたりと戦闘面では有利この上ない。

寿命はどれも350週以上で長寿の部類になる。ただ適正値は命中以外低めで中にはEも交じっていることから育成は少し難しいかもしらない。なのでピーク計算・修行や大会のスケジューリングはかなり重要である。

メタルナー種それぞれの特徴は以下の通り。正直好みの領域だ。

  • 寿命360・移動A・G回復最速6・適正DDCADCとバランスの良い”ラブラブセイジン”
  • 移動A・G回復最速6だがE適正2つ持ちの”メタルナー”
  • 適正CDCAEBだが早熟で薬物投与育成・使い込みが容易な”メタゾール”
  • 寿命370で同じく早熟の”ライライ”

メタルナー種といえば技のスペックがとても高いことも見逃してはいけない点だ。中でも消費ガッツ18で命中A・クリティカルCでありながら技発動時間が異常に短い”ポン拳”はMF2の中においてもぶっ壊れ技だ。

ポン拳連打だけでも簡単に勝てるが、他にも宙ポン拳・てつざんこう・太極変化と全ての距離において超有能な技が揃っている

下準備

合体ベース・素材モンスターの用意

今回必要な技は全て合体継承で済ませることとした。逆に言うと修行に出すつもりはなし。

ラブラブセイジン

てつざんこうを覚えるためにさっさとちからを上げてしまおう!と安直な考えからトロロンを投与。結果としてメリメリと命中も上がってしまった故に調整が困難に。

やむなく丈夫さを601まで上げた。命中が適正Aで倍率2.0、対して丈夫さは適正Cの1.0で最終的な順序を係数掛け後の数値を丈夫さ>命中にするにはこうするしかなかった。ゆるせサスケ。。。

他は技習得要件・修行に行きまくった影響で伸びた分を調整にとどめた。この時点では合体後にどんな数値になるかは予想も出来ていなかった。厨プレイにはならないといいな…くらい。

技はポン拳・宙ポン拳・てつざんこうを覚えることを最優先に、他はその過程で覚えたってだけの話。あとは同種継承だと2/3だからその3つはうまく引いてほしいと願うだけ。

ギドラス

サブは合体継承確率を考慮してsubメタルナーであればどれでもいいかなと。

メタルシェルがとりあえず目についた。能力の適正係数があまりにも優秀で今回の企画にはお誂え向きと踏んだ。がナイトン解放を怠っていたためこれはやむなく断念。

次点でメタルグローリーが選択肢に。なぜならばスーパーロボット大戦F完結編から円盤石再生されるからである。が、適正E持ちでそれがメタルナーで言えば順序が5番目なのでどう頑張っても調整できない。係数0だからいくら数値を上げても商は0です!残念無念!

なのでギドラスにした。

今回悪魔のローテーションを思いついた。毎日油・重トレで回しまくればめんどくさい初期をすっ飛ばしてピークにできるぞ!ストレスマッハで重トレを回していた甲斐あって0歳7か月でピーク到来!!狙い通りだ。

これまストレスを減らし寿命を延ばすことに注力していたが、その中でいくつかの失敗がナレッジとして積みあがっており、それによって逆に寿命を削ってピークを早めることが出来た。

道中にトロロンを乱用したり、金にモノを言わせて局所的かつオペレーションの手間を省く意味合いで修行にも出した。

ギドラス君には大変な苦労を強いたのか育成方針は”超スパルタ“までいった。MF2でこれを見たのは記憶にないレベルでレア。

アイテム・資金

今回アイテムも気合を入れて以下を用意した。

  • 黄金モモ :寿命が+50週
  • 白銀モモ :寿命が+25週
  • カニのはさみ :合体時に隠し味として使用すると丈夫さ・命中+50
  • ふたごの水差し : 月初めにストレス -1 (1個当たり)×7

カニのはさみって用意しやすい割に効果が強いのでオススメ。

ふたごの水差しを増やしたのは後述する新ローテの為。7つはいらなかったがまあいい。

合体相性計算・育成計画をエクセルで管理

MF2では様々な計算が必要だが、プレイ中いちいち計算するのも煩わしい。気を抜いてミスった前科もあるし。

なので今回はexcelを使って計算や育成スケジュールを管理してみた。

ファイル内で何をしているかは割愛するが、関数を用意すれば後はほぼ何も考えずに育てられることが出来た。

画像の通り、自分しか使わないのでパッと見はグチャグチャだ。今後別のモンスター育成で流用するならばもう少し整えていきたいところでもある。

合体で誕生したメタルナー

誕生確率は8%かつ技継承は2/3なのでかなりのリセットを覚悟したが、今回運よく9回目で一発ツモを引いた。

  • ライフ+100
  • ちから+90
  • 命中+100
  • 回避+80
  • 丈夫さ+230
  • てつざんこう(クリティカル技)
  • ポン拳(命中重視技)
  • 宙ポン拳(命中重視技)
  • 大極変化(大ダメージ技)
  • 状態変化:我慢、余裕

全体的に強くなり、なかでも丈夫さがかなり増強されたところは大きい。若干厨プレイな感じも否めないがこれは良しとしよう。

育成指針

基本的育成指針としては適正Aはピーク外、あるいは力・命中をトロロンで強引に上げる。適正Eはピークで頑張って上げる に尽きる。なので第一段階ではトロロンの乱用をした。その時のローテは以下の通り。

1週目プール(重)トロロン
2週目プール(重)オイリー・オイル
3週目丸太受け(軽)夏美草
4週目丸太受け(軽)オイリー・オイル
エサはビタミンもどき固定

禁断の薬物投与は前回のニャンコロモチ育成にて仕入れたナレッジ。パラドクシンと違ってショップでいつでも手に入ることは非常にありがたい。

1週目重り引き(重)オイリー・オイル
2週目重り引き(重)ソンナ・バナナ
3週目重り引き(重)オイリー・オイル
4週目ドミノ倒し(軽)夏美草
エサはビタミンもどき固定

トロロンを使用しない期間は全て移植版より可能になった油バローテを採用。

セーブ&ロードを毎月2週で行わないといけないのは少々煩わしいが、油軽減種でないのに月3で重トレを行えるのはあまりにもメリットでしかない

1歳までの育成

まず育成開始から3本のトロロンを投与。重トレはプール、軽トレはしゃてきで命中を高めた。

丈夫さは流石適正Aだ。初期値で高めているとはいえ1年で800超というのはまず一本の筋が通った感じがして嬉しい。

2歳までの育成

成長は1段階を超えているのでボチボチ重り引きで力とライフも増強していく。

プールでの育成はカンスト直前まで行ったからかマイナス値にあたるかしこさは1まで下がった。つまりびっくりするくらいのバカである。

軽トレは継続してしゃてきを選択。かしこさは完全に捨てる都合上めいそうは行わないのでチョコチョコ上げていく必要有。

2歳時点ではこんな感じ。これでもA公式くらいは軽く戦えるだろう。

3歳までの育成

継続して重り引きを行った。ライフはどの種でも大体おざなりになりがちなので小アップする重トレの重り引きの存在は大きい。

3歳時点で極ぶりという言葉がこれでもかという位似合っているのである。

以前あった公式大会は2994指定だったはずなのでこれくらいになるイメージか。ただメタルナーは禁止されていたが。

4歳までの育成

さて3歳を超えたこの先はとっても大事な時期になる。調整をミスしたこれまでの経験を活かして余すことなく成長させたいところだ。

ピーク到来

早速のピークへの突入となるので、ここからは適正Eの回避を上げていく辛抱の時間だ。

変動ゆか・巨石よけをこれでもかというくらいぶん回した。

ピークであっても重トレで10程しか上がらないのは悲しいところであるが、怠るとヴァージアハピのオナラで完封される故やむなし。それにしても適正Eは本当に伸びない。。。

4歳時点で3500ほどになった。変動ゆかの影響でバカの子を若干卒業したことに一抹の寂しさを感じた。

5歳までの育成

継続して回避を増強。油バローテで適正Eだと1年で300チョイ伸ばせることが数値から読み取れる。

6歳までの育成

ピーク終了・準ピーク終了

変動床の割合を減らし重り引きもチョコチョコ挟むようにシフトチェンジ。

そして準ピークも終わったので、回避上げは終了。後はトロロンごり押しで力・命中を伸ばす。重り引きだとせっかく伸ばした回避落ちるので…

6歳になるころにはもう大した伸びは望めない。だからこそ薬物投与は利口な一手。ステータス的にはほぼ完成ってレベル。

6歳以降

寿命も残り1年を切ったのでここからはガンガン試合を重ねて頂きを目指す。

ギンギンにステータス上げをしたのでD公式は完全に作業。今回技の使い込みをしないので好きな技をガンガン使って遊べるのは◎

勿論この状態ではB公式戦も作業ゲー。全員K.Oで輝かしき戦績を刻みたいところではあるが、どいつもこいつも棄権しやがる。これもうK.O扱いにしてくれや。。。

四大大会もこれまでのモンスター以上に余裕で勝てた。それ程までにガッツ回復の速さは大正義なのだ。そしてこのクラスの大会では大会後の成長もエグいので、トレーニングでは伸びないこの時期でこれはかなり嬉しい。あまつさえリセットで好みの能力を引く作業をしたくらいだ。

ポリトカはポン拳連打で楽勝だった。相手にするなら最早モストでもなくハメッド・アキレール級しか思いつかない。それ程までにメタルナーのスペックはぶっ壊れている。

ステータス調整・技習得

最後にちから・命中・回避・丈夫さをLV20にした。それでも明らかに寿命は余っていたので限界をすり減らして宙打掌を習得。

ステータスはピッタリ4900。ほぼノーミスだが、丈夫さがカンストして数十の値をムダにしたことがミスか。それにしても5000の壁は相変わらず高いと感じる。合体無で突破できるのはヒノトリ種くらいなのかも。

技は以下。

技名射程消費Gダメージ命中率Gダウンクリ率
左掌110EAE
テツざんこう129CDCS
右掌212DAEE
ポン拳218DADC
宙ポン拳327CADC
宙打掌450ADCC
太極変化430SEDC

どれも凶暴なスペックだと表にして改めて感じる。全体的に命中が高く、ちからタイプなのにガッツダウンが付与されている。テツざんこうはクリ率Sだからバンバンとクリティカルヒットし、何ならダメージはCであることの方が珍しい。

そしてかしこさ技を覚えていないので、オートバトルでも余すことなくこの強さを発揮できるが魅力。マニュアルでも技の制約がないのは嬉しい。

戦績はこんな感じ。24/32がKOとなっているが、残8は全て棄権による不戦勝……

つまり実質KO率は100%の凶悪なバトルマシンだ。

対決!公式チート「ヴァージアハピ」

早速戦わせてみた。

マニュアル操作・オートでそれぞれ5回戦わせてみたところ、マニュアルが4勝1敗・オートが3勝2敗と勝ち越すことに成功。(動画はマニュアル操作)

勝ち越せた要因としては技性能で勝っていることと、すべてちから技であることだろう。このクラスのG回復の速さだとG回復って焼け石に水なのだと解った。それでありながらダメージが低いオナラを連発してくれるAIに助けられたところも大きい。

とはいえマニュアル同士の対戦だと話は変わっていたかもしれない。恐らくポン拳vsワンツーの連打バトルであることが予想される。マニュアルでのオンライン対戦を実装してくれんかな…。

総括

今回はかなり気合を入れてのガチ育成だったのでかなり労力を費やした。移植版ローテの採用やドーピングなどここ最近で身に着けたものを存分に発揮できたことは個人的にかなり嬉しい。

結果としてヴァージアハピに対して勝るとも劣らないバトルマシンへと育成できたので、今回は大成功といったところか。

これにて一旦移植版MF2での大きな目標は達成できた。強いて言えばステ5000越えを油軽減種で狙ってみるのも悪くない。

気が向いたらまたやろうと思う。その上で更に気が向いたら記事にするカモ。