ベリーハード・ロマンシングは2週目以降(強くてニューゲーム)を前提とした難易度で、事前に開放すべきアビリティ、揃えるべき装備や陣形は数多くある。
本項では陣形とパーティを構成する役割について紹介していく。
陣形
高難易度攻略時に抑えておくべきなのは陣形も同じ。
ここでは有用な陣形のみ運用法とセットで紹介。
鳳天舞の陣

ベリーハード・ロマンシングでは9割方、鳳天舞の陣でいい。
食らったら致命的・即死級の攻撃は耐えるより完全無効にすべきという考えを体現する陣形。
全員にウィルガード改を持たせ、中央のタンクはオートパリィとダメージカット。狙われ率アップで徹底的にダメージ完全無効化を狙っていこう。
ただしロマンシングのドレッドクイーン戦では、パーティ構成次第で鳳天を選ぶと厳しいこともある。何故なら第二形態の複数攻撃と素早さダウンの影響ボコボコにされるので、各種装備で素早さ高めるか、他の陣形をチョイスすることをお勧めする。
ラピッドストリーム

鳳天舞の陣の真逆の特性を持つ、ラピッドストリームも時として重宝する。
一番採用が考えられるのはボクオーン戦で、素早さを高めてマリオネットを防ぐなんて時に選ぶといい。
基本的にはパーティ構成を素早いメンツで揃えればラピッドストリームを出すまでもない。相手の攻撃力が大したことがないケースなら使ってもいい程度。
因みに前述したロマドレ戦で使うと、即死祭りで非常に不安定な戦いになるのであまりオススメしない。物理攻撃全振りパーティの脳筋構成ならいいが…。
龍陣

行動順を固定できる・戦闘が行動後防御で安定感抜群の陣形。
順番固定なので連携やバフ、ヒーラーと役割を明確にして作戦を容易に実行できるので鳳天舞の陣に次いで使える。
ただし素早さはかなり下がるので、先行で壁を焚いたりする際は注意が必要。
アマゾンストライク

タンク役と物理アタッカー強化、バフ&ヒーラー運用するなら悪くない陣形。
ただ盾発動率や防御アップがないので、いっそインペリアルフォースを選んだほうがいいケースもあるのでパーティ構成と相談。
飛苦無

連携アップが狙い。長期戦で連携ゲージをガンガン回したい時に使える。
狙われ率も調整出来るのが地味にうれしい。ハイドスタンスや狙われ率アビリティと絡めるとさらに調整しすい。
ロマドレもこれで倒したことがあるし、案外悪くないぞ。
インペリアルアロー

狙われやすさをタンクに集中させつつ、タンクの行動後防御が出来る陣形。
一見かなり使えそうに見えるが、縦一線の攻撃に滅法弱いので、地砕撃持ち相手などにでは出さないほうがいい。
インペリアルフォース

ザコ戦で物理全振りにして全体攻撃連打とかする時に快適な陣形。1ターン先行KO狙い。
ムー・フェンス

先行を取る必要がない相手ならムーフェンスも悪くない。一部の幻影戦で使えるが敢えて選ぶくらいなら攻撃アップ系陣形でも良いかと。
ツインピラミッド

地系統攻撃対策として非常に有用なツインピラミッド。
ダンターグやコムルーン火山の岩戦では全体地系統攻撃対策でかなり使える。素早さが遅くなる両端後衛もヒーラーや連携絡め要因にしてしまえばデメリットもそこまで気にならない。
クラスと役割
ここまでは陣形について列挙したが、それらを活かしてパーティ構成について記す。
まずパーティ一人ひとりを構成部品と考え、それらを織りなす装備とアビリティ、立ち回りについて列挙する。
タンク




適任クラス:帝国重装兵、インペリアルガード女
アビリティ:オートパリィ、ダメージカット、狙われ率アップ、任意枠
最も重要な役であるタンク。
陣形内の狙われやすい位置に配置し、徹底的に敵の攻撃を捌いてく役割。
装備は物理・術法の両面で高めてリスクを軽減していきたい。
行動は弱点を突いて連携ゲージを回したり、かめごうら割り等のデバフを撒くのもいい。
行動速度が遅くなりがちなのを利用して、エリクサーやレストレーションによるヒーラーとして運用するのも良い。
盾を使う都合上、武器は剣・斧・棍棒・小剣が適任。
物理アタッカーを兼務するなら剣・斧・棍棒あたりが良いか。かめごうら割りデバフなら棍棒だが、行動順が遅くなりがちなので運用には注意が必要。
ヒーラーなら片手武器 & 大地の剣だろう。上記で挙げた2クラスなら法術も低くはないので、大地の剣 & 赤水晶のロッドでも良い。この運用にするなら弱点を突きにくいのでそこは割り切る必要あり。
物理アタッカー




適任クラス:忍者、格闘家 等の腕力が高いクラス
アビリティ:攻撃技の心得、ファインアタック 等の火力アップ系
物理攻撃で相手のHPをゴリゴリと削る役割。
腕力が高いクラスを採用し、ダメージアップ系アビリティを積む。
ボス戦相手なら、弱点武器に合わせてクラスを逆引きで選択してもいいくらい、クラスの自由度が高い。
防具はセブンスアーマーやガラドリエルを選ぶ攻守バランス型がいいだろう。
力帯も悪くはないが、防御力が極端に低く、尚且つダメージがカンストに当たって死に値になるくらいなら攻守のバランスに寄せたほうが快適だろう。
腕力極振りアタッカー
力帯・パワーリングで更に攻撃を伸ばす超パワー型も存在する。これにシャドウサーバントをかけて多段ヒットをによる連携軸でピーキーだが、ロマドレ撃破ターンを短縮する等の変態レベルプレイで採用の価値あり。
特殊アタッカー




適任クラス:イーリス、ホーリーオーダー、軍師 等の魔力が高いクラス
アビリティ:攻撃術の心得、ファインアタック 等の火力アップ系
魔力を高め、魔法で攻める役割。
物理アタッカーとの違いは、フラッシュファイアや熱風といった複合術で範囲攻撃を活かしたトータルダメージソースの高さも狙えるのが利点。
クリムゾンファイアを解禁すれば七英雄武器の技ひらめきまでは全部特殊でいい程に使いやすい。
魔力が高いということでヒーラーも兼務できるのも強み。レストレーション解禁後は全体回復もこなせるかゆいところに手が届く存在となりうる。
逆にバフ要因としてイマイチ。というのも各種壁やクイックタイムは魔力が高くても効果に差がない。それだったら素早さのある別の役割のキャラに任せたほうがいい。
両刀アタッカー




適任クラス:踊り子、最終皇帝
アビリティ:ウィークヒッター、ファインアタック 等の火力アップ系
バリアチェンジ対策や雑魚戦を快適に戦うことに長ける物理・術法の両刀型。
その中でも器用さ・術法 or 腕力・術法の2パターンの型がある。後者の型は適任者がほとんどいないので、やるとしたら最終皇帝がいい。
一見聞こえはいいが、器用さが上げづらいので器用貧乏になりやすい。やるならドロップ産の装備をしっかり揃える必要がある。
雪の遺跡やテレルテバ、エイルネップなど長期戦かつ範囲の広いエネミーを相手にするダンジョン攻略に1人いてもいいくらい。
連携要員


適任クラス:誰でも (踊り子が最適)
アビリティ:連携ダメージ2倍、キャッシュバック、連携ダメージ2倍
連携に参加してゲージやダメージソースを確保する役。
正味だれでも出来る。踊り子がキャッシュバック持ちなので一番最適かもしれない。
ただし連携要員は強力な技を持つキャラが望ましい。法術系だとクリムゾンフレアとフラッシュファイアで範囲と威力を、無ければギャラクシィも良い。
ロマンシングならシャドウサーバント持ちであると尚良し。
連携回収要員


適任クラス:誰でも
アビリティ:連携ゲージアップ、任意
連携ゲージ稼ぎ要因として複数武器種を扱えるキャラも一人用意しておきたい。
オールウィークを積めばバリアチェンジにも対応でき安定する。トドメの一撃も雑魚モンスター相手なら採用する価値は十分あり。
常に弱点を狙い続ける役回りだが、連携そのものに参加するのは4連携・5連携時となるように素早さの調整も怠らないようにしよう。
デバフ要員


適任クラス:誰でも (帝国鍛冶職人が最適)
アビリティ:エクステンション、任意
棍棒を担いで、かめごうら割りや骨砕きで相手にデバフをかける要員。
物理アタッカーとしても十分活躍させられるのが強み。ファイアストームを搭載して地層デバフもできる。
バフ要員

適任クラス:誰でも (軍師が最適)
アビリティ:任意
炎の壁、光の壁、クイックタイムにミサイルガードと色々と戦いに必要な全体バフ要員。
軍師を最適としたのは行動速度の観点だけであって、他でもよいが法術系だと武器構成の幅が広くなって良い。
炎の壁を使うならジルコンの斧を装着させると更に扱いやすい。
ヒーラー


適任クラス:魔力が高いキャラ (ホーリーオーダー女が最適)
アビリティ:回復術の心得、回復限界突破、任意
レストレーション解禁後のボス戦で是非とも用意したいヒーラー。
高い魔力と回復術の心得でレストレーションの回復力を高めるのが狙い。ホーリーオーダー女であれば行動速度が遅いので、ターンの最後に回復して安定を取りやすい。
逆にレストレーション解禁前であれば各自でエリクサーを使ったほうがいいこともある。進行度に応じて採用の有無を検討しよう。
活人剣役+スタン役

アビリティ:かく乱作戦
これは運用法に近いが紹介。
レベリングや敵勢力上げ時に是非とも活用したいのが活人剣役とスタン役をセットに運用するもの。
スタン役は正直いなくてもいいが、高難度だとLPがゴリゴリと削られる可能性もあるので、スタン役にかく乱作戦を付けて小剣でフェイントとか放つのがすごくいい。
ドロップアイテム要員

適任クラス:だれでもいい
アビリティ:抜け目ないネコ・スティール
装備:ドロップリング(複数個あると尚良し)
ウィルガードやフェザーブーツ取得の為のドロップマラソン時にいたほうがいい役。
抜け目ないネコで個数倍増を狙い、ドロップリングでドロップ確率を上げるもの。
戦闘面は即死技を積んだり、超火力でサクッと倒したい。
注意点としては活人剣ではドロップしないのでマラソン時は使わないようにしよう。
以上が陣形と役割についてだ。陣形は勿論どの攻略においても同じだがかなり主観だよりなのであくまで参考情報にしてほしい。
役割はここに書いていないのを自分で見つけ出してみてもいいし、陣形もトリッキーなものをチョイスしてみるのも一興だろう。